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孤独死しやすい人の特徴7選。38歳・独身男が、自分のチェックリストを真顔で埋めた結果。

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この孤独死についてのテーマ締めくくりに、ひとつだけ書いておきたいことがある。 「孤独死しやすい人」には、共通する特徴があるってことだ。 これは血液型占いの類じゃない。複数の調査機関が公開してる、れっきとした統計的傾向の話だ。

今回はその特徴を7つに整理して、俺自身が何個当てはまるかを真顔でチェックしてみる。 正直に言うと、書き始める前から答えはだいたい予想がついてる。 だが目を逸らさずに数えるところからしか、対策は始まらない。 そういう話である。

この記事で解決できる悩み
  • 孤独死しやすい人には、どんな共通点があるのか知りたい
  • 自分が孤独死予備軍かどうか、客観的にチェックしたい
  • 当てはまる項目が多かった場合、どの対策から手を付けるべきか知りたい
目次

孤独死しやすい人の特徴7選

複数の研究機関や警察庁・厚労省の関連データを総合すると、孤独死した人に共通する特徴は、おおむね以下の7つに集約される。 順番に見ていく。

特徴1:男性である

身も蓋もない話だ。 何度も書いてきた通り、孤独死者の約75〜80%は男性である。女性の約4倍。 理由は単純で、男性のほうが社会的接続点を作るのが下手だからだ。 仕事を辞めた瞬間、人間関係がほぼゼロになる男性は珍しくない。

俺の判定:該当

特徴2:50代以上である

孤独死は高齢者だけの問題じゃない。だが年齢が上がるほどリスクが急上昇するのは事実だ。 特に50代から60代にかけて、リスクは倍々で増えていく。 理由は健康問題(心疾患・脳血管疾患・生活習慣病)の発症率が跳ね上がるからだ。

俺の判定:該当しない(だが、いずれ確実に該当する)

特徴3:未婚または離別・死別している

配偶者がいない独身者は、配偶者ありの男性に比べて孤独死リスクが約3〜5倍になる。 特に「結婚歴のない生涯未婚男性」と「離別経験のある男性」は、最もハイリスクな層とされる。 配偶者は、最大の「異変センサー」だからだ。

俺の判定:該当

特徴4:賃貸住宅に独居している

持ち家の独身者より、賃貸独居のほうがリスクは約1.3倍高い。 賃貸住宅は地域コミュニティとの繋がりが薄くて、隣人の顔も知らないケースが多いからだ。 特に築古のアパートは、隣人同士の交流がほぼゼロに近い。

俺の判定:該当

特徴5:家族・親族との連絡が年に数回以下

両親や兄弟との連絡頻度が低い独身男性は、孤独死リスクが約1.4倍になる。 「異変があったときに気づいてもらえる確率」が、そのまま下がるからだ。 これは家族の愛情の問題じゃない。物理的なセンサーの数の問題だ。

俺の判定:該当

特徴6:友人や相談相手がいない

「悩みを相談できる人が一人もいない」と答えた独身男性は、リスクが約1.6倍になる。 さらに、健康面でも問題が大きい。孤独感は喫煙15本/日と同等の健康リスクを持つという研究もある(米ブリガムヤング大学)。 孤独は感情の問題じゃなく、身体を物理的に蝕む要因ってことだ。

俺の判定:該当

特徴7:低所得・不安定な雇用

年収300万円未満、または非正規雇用の独身男性は、リスクが約1.5〜2倍になる。 理由は複合的だ。健康診断を受ける頻度が低い、自炊が偏る、生活習慣病の発症率が高い、医療機関への受診を先延ばしにする——全部が積み重なって、孤独死率を押し上げる。

俺の判定:該当(年収320万円・ギリギリのライン)


俺の判定結果と、その意味

7項目中、俺は6項目に該当した。 唯一外れたのは「50代以上」だが、これは時間が解決してくれる。あと12年で確実に該当する。

正直に言うと、書きながら笑えてきた。 教科書に載るレベルの「孤独死しやすい人」じゃないか、と。

だが、これは絶望の話じゃない。 自分のリスクの濃さを、数字で把握できたってことだ。 医者が問診票を書かせるのと、原理は同じだ。 チェック項目の数を数えることが、治療の第一歩になる。

特徴の数を「対策の濃度」に変換する

ここから実用的な話に移る。 該当する項目が多ければ多いほど、対策の濃度も上げる必要がある。 これまでのクラスター記事で書いてきた対策を、改めて優先度順に整理しておく。

該当0〜2項目の人:基本対策で十分

・スマホの位置情報共有を家族と設定する ・年に数回は家族と連絡を取る習慣を作る

該当3〜5項目の人:中レベル対策が必要

  • 上記に加えて、孤独死保険(少額短期保険)に加入する
  • 見守りサービスを導入する

該当6〜7項目の人(俺もここ):本格対策が必要

  • 上記すべてに加えて、引継ぎメモを作成する
  • 賃貸契約の保証人問題を解決する(保証会社利用への切り替え)
  • 健康診断を年1回必ず受ける ・職場との接続を意図的に維持する(リモートワーク中心の働き方を避ける)

引継ぎメモの作り方は、俺の書籍『独身男のリアル終活』で詳しく書いた。 6項目以上に当てはまった奴は、ぶっちゃけ俺の同類だ。

独身男のリアル終活:手取り20万からの孤独死・老後破産 回避マニュアル 〈防御編〉: 年収300万、結婚も出世も諦めた30代・40代へ。親の介護、デジタル遺品、葬式、借金…誰にも迷惑をかけずに静かに逃げ切るための防衛線の張り方

チェックリストを「自己否定」に使うな

ひとつだけ釘を刺しておきたい。 このチェックリストを使って「自分はダメだ」と落ち込むのは、完全に間違った使い方だ。 孤独死しやすい特徴ってのは、性格や人格の問題じゃない。 低所得、賃貸独居、家族疎遠——これらは経済的・環境的な条件であって、努力や根性で簡単に変えられるものじゃない。

俺たちは「ダメな人間」だから当てはまるんじゃない。そういう条件の上に立ってる人間が、たまたまこのチェックリストに当てはまるだけだ。

だからチェックリストの使い道はひとつしかない。 対策の優先度を決めるためのツールとして使う。それだけだ。


俺たちにとって、「孤独死しやすい人の特徴」とは何を意味するのか

孤独死しやすい人の特徴ってのは、結局のところ俺たちの生活そのもののスケッチだ。 男性、独身、賃貸独居、家族疎遠、友人なし、低所得。 これを並べると、まるで俺の自己紹介を読んでるみたいになる。

だがそれは、俺たちが「失敗した人間」だってことを意味するわけじゃない。 むしろ、社会のなかで合理的に独りを選んできた結果、こういう特徴に収束するってだけのことだ。 責めるべき相手は、自分自身じゃない。

ただし、当てはまる項目が多いってことは、サイコロの目が大きいってことではある。 だからその目を直視して、対策を一つずつ積んでいく。 それしかないし、それで十分だ。

俺は7項目中6項目に当てはまった。 だから今夜も、引継ぎメモを更新する。それだけのことだ。

まあ、仕方ない。チェック項目を埋めたら、対策に移ろう。それだけのことだ。

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この記事を書いた人

kouji_kimuraのアバター kouji_kimura 限界独身サバイバー

38歳、独身。手取り22万の電話オペレーター。 27歳で「あなたとの将来が見えない」と振られたことを機に、世間並みの幸せを諦める。現在は、人生のダメージを最小化する「生存防衛線」を構築し、静かな孤独を享受している。

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